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健康

最近診させていただいた患者さんの中に50歳(男性)で現役サーファーの方がいました(今の時期も海に入っています!)。

私(47歳)もサーフィンをするのですが、最近遠ざかっていました…。

よーしやるぞー!暖かくなってから…()

サーフィンも全身運動なので、海に入る前と後は必ずストレッチをします。

というわけで、今回はストレッチの基本的な注意点などをご紹介いたします。

 

まず呼吸法ですが、ストレッチに入る前に大きくゆっくりとした呼吸をします。

その際、吸気はさほど意識しなくてもよいのですが、呼気には20秒ほどかけます。

そのほうが身体をリラックス状態(副交感神経優位の状態)にできるからです。

いったん身体をリラックス状態にもっていってからストレッチに入ったほうがより効果的ですからね。

そしてストレッチ中は自然な感じで、静かに呼吸をします。深く息を吐きながら、もしくは息を止めてしまっている状態では負荷をかけ過ぎている可能性がありますので、まずは自然呼吸で行ないましょう。

 

また、筋肉は温められている方がストレッチの効果が高いので、基本的には温めた後のほうが効果は高いです。

ちなみに通常より23度上がると筋肉に損傷などがない場合は柔軟性は2倍近くになるそうです(長さが2倍になるわけではないですよ)。

そこで、風呂上りが良いといわれるのですが、入浴後は大量の水分を失っている可能性があります。

水分を失った状態だと血流量は減りますので、ストレッチの効果もあまり上がらないとも言われていますので、汗をかいたあとのストレッチはコップ1,2杯の水を飲んでから始めましょう。

 

最後にストレッチにかける時間ですが、最近では筋肉のボリュームによって最適な時間は違ってくるとも言われております。

太ももや背中など大きな筋肉はある程度の時間をかけてじっくり伸ばす必要がありますが、肩まわりの細かい筋肉や前腕の筋肉などの小さめな筋肉は、時間をかけすぎると少し問題があるようです。

特定の筋肉を伸ばし過ぎてしまうことをオーバーストレッチといいますが、オーバーストレッチになると、その後身体を動かした時に筋力を十分に発揮できなくなったり、損傷をおこしたりする原因になります。

 というわけで、痛みや違和感を覚えない程度で長くても大きい筋肉は30秒ぐらいで、小さめの筋肉は1020秒以内が一番いいようです。

 

当院での治療と合わせて自宅でのストレッチを併用し、自分のからだをケアしていきましょう。

大坂整骨院


宮城県仙台市泉区大沢
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